
Recover Your Points & Elite Nights
マリオットボンヴォイでは、宿泊実績は通常チェックアウトから数日以内にアカウントへ反映されます。期間が過ぎても反映されない場合や、明細に対してポイントやエリートナイトクレジットが少なく計上された場合は、公式の「ミッシングステイリクエスト」から修正を依頼できます。
手続き自体はシンプルですが、3つの厳格な条件を満たす必要があります。それは、チェックアウト後10営業日待つこと、ホテルの明細書の写しを用意すること、そして宿泊日から1年以内に申請することです。
この記事では申請手順と、却下の原因になりやすい資格条件、通常の申請フォームが使えないケースの対応を順に説明します。
まず宿泊が積算対象かどうかを確認する
「反映されない」と思われる宿泊の多くは、そもそも積算対象外です。申請の前に、予約経路と支払い方法を確認してください。
次の宿泊はポイントが付与されず、ポイントが付かない以上、エリートナイトクレジットも付与されません。
- 第三者サイト経由の予約:ExpediaやPricelineなどOTAで予約した客室。
- 団体料金:団体料金で予約し、客室代金を会員本人がホテルに直接支払っていない場合。
- ホールセラー・ツアーオペレーター料金:旅行会社が販売するパッケージツアーやシリーズツアーを含みます。
- バウチャーや第三者のアワード:マリオット以外が発行したバウチャーや特典で宿泊した場合。
- StudioResブランド:ポイントは付きますが、エリートナイトクレジットの対象外です。
しかし、会員にとって有利となる例外が2つ存在します。ポイント宿泊とキャッシュ+ポイントの予約は、客室代金分のポイントこそ付きませんが、エリートナイトクレジットは加算されます。特典宿泊がエリートナイト数に反映されていない場合は、正当な申請対象となります。
ポイント積算の対象となるのは、公式サイトやアプリから予約した通常のスタンダード料金、事前決済料金、法人契約料金、政府指定料金などです。
なお、エリートナイトクレジットは、会員本人が支払って実際に滞在した1室分のみが対象で、同じ名義で追加予約した客室は含まれません。同じ日付で複数のホテルに宿泊しても重複して積算されず、アカウントは個人利用に限られるため、家族用に取った2部屋目を申請することもできません。
申請のタイミングと期限
マリオットは、チェックアウト後10営業日待ってからミッシングステイリクエストを送るよう案内しています。早めに提出しても処理が早まるわけではありません。
実際には、1週間たっても自動反映されない宿泊はその後も自動では反映されない傾向があるという声が多く、10営業日の時点で動き出して問題ありません。
申請の最終期限は宿泊日から1年以内です。未反映のポイント、対象宿泊数、対象宿泊、その他の対象利用はすべて、宿泊日から1年以内に申請が届いている必要があります。これを過ぎると申請できません。
新規会員には、入会前の実績をさかのぼって申請できる特別な救済措置があります。入会前30日以内に完了した宿泊や対象イベントは、1年以内に申請し、支払済みの領収書を添付すれば積算されます。
30日より前の宿泊は対象外で、実際の宿泊を伴わないホテル施設での利用も含まれません。
ポイントではなく航空会社のマイルを貯めている場合も、マイル未反映の申請前に同じく10営業日の待機が必要です。なお、獲得設定は宿泊前にマイルに変更しておく必要があり、完了した宿泊について後から変更することはできません。
先にホテルの明細書を手元に用意する
ミッシングステイリクエストは、ホテルの明細書の写しがないと送信できません。クレジットカードの利用明細では代用できません。
チェックアウト時に明細を受け取っていない場合は、公式サイトのお問い合わせフォームから写しを請求できます。ログインすれば一部の項目が自動入力され、ゲストとして入力することも可能です。明細が届いてから申請を行います。
後日確認が必要になったり、申請が却下されたりした場合に備えて、申請予定の宿泊については以下の控えを残しておくとスムーズです:
- 最終明細書:ホテル名、宿泊者名、日付、項目別の利用額、支払方法が分かるもの。
- 予約確認書:確認番号と、利用した予約経路。
- アカウント画面のスクリーンショット:未反映の状況と現在のポイント数やエリートナイト数、取得日が分かるもの。
- キャンペーン情報:ボーナスポイントが未反映の場合は、登録完了の通知とキャンペーン規約。
- ケース番号:マリオットから案内された参照番号と、連絡した日付。
ミッシングステイリクエストの提出手順
最も確実でスピーディーな方法は、アカウント内のオンラインフォームからの申請です。手順は次のとおりです。
- 公式サイトにログインし、マリオットボンヴォイのアカウントを開きます。
- アカウントアクティビティのページを開きます。
- ページの一番下までスクロールし、ミッシングステイリクエストのリンクを選びます。
- 明細書のデータをアップロードします。ファイルは5MB以内で、形式は.pdf、.jpg、.gif、.tifのいずれかです。
- 必須項目を入力して送信します。
ログインしていれば会員情報は自動で入りますが、確認番号、チェックイン日、チェックアウト日、ホテル名は自分で入力します。明細書の記載と完全に一致させてください。
このフォームは、「宿泊実績は反映されたがポイント数が不足している」場合にも利用できます。これは、ルームサービスなどの付帯料金(インシデンタル)が漏れていたり、基本ポイントの計算ベースが誤っていたりする場合によく起こります。
備考欄に、宿泊は反映済みだが、客室代金と対象の付帯利用の合計額(税金・手数料を除く)に対するポイントが付いていない旨を書き、未反映の基本ポイントと該当するボーナスの付与を依頼します。
注意点として、ホテル内のレストランやスパの料金を部屋付け(ルームチャージ)にできたからといって、必ずしもポイントが付与されるわけではありません。施設によっては独立したテナントとして運営されており、ポイント対象外となるケースがあるためです。
申請後の流れ
マリオットは、ミッシングステイリクエストの処理と反映に最大10営業日かかると案内しています。正しく記入された申請はもっと早く、1〜2日で返答があったという会員も多いのですが、公式の目安は10営業日です。
10営業日を過ぎても結果が出ない場合は、マリオットボンヴォイの会員サポートに電話で問い合わせます。日本の連絡先は0120-988-267(フリーダイヤル)または03-6757-9128(有料)で、そのほか複数の国・地域の現地番号が公式サイトに掲載されています。
アカウントに登録した電話番号から発信すると、システムが自動で本人を認識し、確認手続きの一部を省けます。
チャットは、公式サイトのヘルプページ右下にある吹き出しマークから始められます。アカウントの件か過去の宿泊の件かを選ぶと、質問に沿って案内が進み、解決しない場合は担当者への接続を提案されます。
SNSの窓口もありますが、宿泊実績の修正には頼りになる経路ではありません。もう一点、マリオットはポイント、宿泊数、会員資格を自社の判断でいつでも修正、調整、取消できる権利を持っています。
誤って付与された特典や、そもそも資格のなかった会員への付与が対象です。一度反映された宿泊でも、後から対象外と判断されれば取り消される可能性があります。
特殊なケース:Homes & Villas、バケーションパッケージ、クレジットカードの宿泊数
マリオットのすべての実績が通常のフォームで扱われるわけではありません。種類ごとの通常の反映時期と正しい問い合わせ先を表にまとめます。
| 実績の種類 | 通常の反映時期 | 問い合わせ先 |
|---|---|---|
| 通常のホテル宿泊 | 通常は数日以内。10営業日後に申請可能 | アカウント内のミッシングステイリクエスト |
| Homes & Villas by Marriott Bonvoy | チェックアウト後72時間以内 | Homes & Villasに直接連絡。ホテル用フォームは使わない |
| Vacations by Marriott Bonvoyのパッケージ | チェックアウト後7〜14日。パッケージのボーナスポイントも同様 | [email protected]へメール |
| Chase提携カードのエリートナイトクレジット | 対象活動があった月の末日から最長8週間 | アカウント連携を確認のうえChaseへ電話 |
いくつか補足します。Vacations by Marriott Bonvoyで予約したオールインクルーシブリゾート、Atlantis、Design Hotelsは、システム接続の制約でアプリの今後の旅程に表示されないことがありますが、ホテルには予約が通知されており、追加の手続きは不要です。
パッケージ予約時に会員番号を入れていなかった場合は、上記のメール宛に連絡して登録してもらいます。
Chase提携カードの宿泊数が8週間を過ぎても反映されない場合、最も多い原因はカード口座とマリオットボンヴォイのアカウントが連携できていないことです。主契約者の名、姓、メールアドレスが両方で一致している必要があります。
マリオットのアカウントが別人の名前やメールで登録されている場合は連携できません。先にマリオット側の情報を更新し、カード裏面の番号に電話して連携を依頼してください。
時期を意識して早めに動く
未反映のポイントや宿泊数は、早く気づくほど簡単に直せます。年に一度まとめて確認するのではなく、宿泊のたびにアカウントアクティビティを確認し、10営業日の待機期間が過ぎたらすぐ申請してください。
年末に上位会員資格を目指しているときは特に重要です。処理待ちの宿泊があると不足分が実際より大きく見え、それを埋めるために不要な1泊を予約してしまうと、無駄な出費につながってしまいます。
まずは不足分を確認して申請し、処理が終わるのを待ってから追加宿泊を検討するのが確実です。
関連する規定も一つ知っておくと役立ちます。マリオットボンヴォイのアカウントは、ポイントの獲得や利用、宿泊の完了などの対象活動が24か月に少なくとも1回必要で、これがないと貯めたポイントは失効します。
修正で反映された宿泊も対象活動として数えられるため、対象となる宿泊を確実に反映させることは失効防止にもつながります。

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