2026 年マリオットのステータスはどうなる?ソフトランディングの仕組みと対策

Marriott Bonvoy Soft Landing

2025 年も終わりに近づき、エリートナイトクレジット(宿泊実績)の集計を意識する時期となりました。現在のマリオットボンヴォイのステータス維持に必要な宿泊数に届かない場合、特典をすべて失うのではないかと心配になるかもしれません。

2026 年のステータス更新においても、 1 ランクの降格にとどまる「ソフトランディング」制度が引き続き適用されることが確定しています

本記事では、 2026 年のソフトランディングの具体的な仕組みや、ご自身の状況に合わせてステータスを防衛すべきか、あるいは降格を受け入れるべきかの判断基準について詳しく解説します。

ソフトランディングの仕組みと適用スケジュール

ソフトランディングとは、現在のステータス維持に必要な宿泊条件を満たせなかった場合でも、一気に一般会員まで落ちるのではなく、現在のランクから 1 つ下のランクへの降格で済む救済措置です。 2025 年の宿泊実績がゼロであった場合でも、このルールが適用されます。

各ステータスの降格の流れ

2025 年 12 月 31 日までに更新条件を達成できなかった場合、ステータスは以下のように移行します。

  • アンバサダーエリート:チタンエリートへ降格
  • チタンエリート:プラチナエリートへ降格
  • プラチナエリート:ゴールドエリートへ降格
  • ゴールドエリート:シルバーエリートへ降格
  • シルバーエリート:一般会員へ降格(ソフトランディングなし)

2025 年内に条件を達成した会員のステータスは、 2027 年 2 月末まで維持されます。

スケジュールの目安

  • 2026 年 1 月:2025 年に条件を達成した会員のステータス更新がアカウントに反映されます。
  • 2026 年 3 月上旬:条件未達成の会員に対し、ソフトランディングによる新しいステータスが反映されます。この新しいステータスは 2027 年 2 月末まで有効です。

ステータス別の戦略:降格を受け入れるか、防衛するか

ソフトランディング制度があるからといって、常にそれに甘んじるのが正解とは限りません。どのランクから落ちるかによって、失う特典の価値は大きく異なります。

チタンからプラチナへの降格(許容範囲)

現在チタンエリートで、今年 75 泊に届かない場合、プラチナへの降格を受け入れるのは比較的合理的な選択です。

プラチナエリートはプログラムにおける「スイートスポット」と呼ばれており、午後 4 時までのレイトチェックアウト、ラウンジへのアクセス、多くのブランドでの無料朝食など、最も価値の高い特典を引き続き利用できます。

ただし、妥協すべき点もあります。宿泊時のボーナスポイントが 75% から 50% に下がる点と、 75 泊達成時にもらえる年間チョイス特典40,000 ポイント分の無料宿泊特典など)が獲得できない点です。特定の無料宿泊特典がどうしても必要な場合を除き、無理に宿泊を重ねてチタンを防衛する必要性は低いと言えます。

プラチナからゴールドへの降格(回避を推奨)

この降格は、プログラム内で最も影響が大きい変化となります。

ゴールドエリートになると、確約されていた午後 4 時までのレイトチェックアウトが失われ(空室状況に応じた午後 2 時までに変更)、さらにラウンジアクセスと無料朝食の特典がなくなります。

プラチナとゴールドでは滞在時の体験に大きな差が生じるため、現在の宿泊実績が 50 泊に近い場合は、何らかの方法で不足分を補い、プラチナステータスを防衛することを強くおすすめします。

ソフトランディング適用時の重要な注意点

年間チョイス特典は付与されない

ソフトランディングは、あくまで「ステータス」と「ホテル滞在時の付帯特典」に対する救済措置です。 50 泊や 75 泊の達成時に付与される「年間チョイス特典(ナイトリーアップグレードアワードや無料宿泊特典など)」は付与されません。

例えば、アンバサダーからチタンへ降格した場合、チタンエリートとしての滞在特典は受けられますが、 2025 年に実際に 75 泊していなければ、チタンの年間チョイス特典を選ぶことはできません。

ライフタイムステータスは維持される

ご自身が保有するライフタイムエリートステータスは、永久的な基準として機能します。年間の宿泊数がどれだけ少なくても、ライフタイムのランクを下回ることはありません。

例えば、ライフタイムプラチナを保有しつつ現在チタンステータスを持っている場合、チタンの更新条件を満たせなくても、永久資格であるプラチナステータスにとどまります。

年末までに取るべき具体的な対策

プラチナからゴールドへの降格など、どうしても避けたい事態に直面している場合は、 2025 年 12 月 31 日までに以下の対策を検討してください。

  • 宿泊実績の正確な把握:まずはアプリにログインし、現在獲得している正確な宿泊数を確認して、ステータス維持までに何泊足りないのかを把握します。
  • クレジットカードの活用:提携クレジットカードを保有していると、カードの種類に応じて年間 15 泊から 25 泊のエリートナイトクレジットが付与されます。ビジネスカードと個人カードを両方保有している場合、これらを合算して年間 30 泊から 40 泊の実績を確保できるため、要件達成の大きな助けになります。
  • 近隣ホテルでの実績作り(マットレスラン):不足している宿泊数がわずかな場合、近隣の安価なホテルに宿泊して実績を稼ぐ手法が有効です。降格によって失う朝食やラウンジの価値と、実績稼ぎにかかる宿泊費を比較し、コストに見合うかを冷静に計算してみてください。

まとめ

2026 年のソフトランディング制度は、旅行に出る機会が少なかった年でも、これまでの実績がゼロにならないためのセーフティネットです。

ご自身のアカウント状況を早めに確認し、プラチナを防衛するために追加の宿泊を行うか、プラチナのまま充実した特典を楽しむためにチタンからの降格を受け入れるか、ご自身の状況に合わせた合理的な計画を立ててください。