
Chase IHG 4th Night Free
ホテルでの長期滞在をポイントで予約すると、必要なポイント数はあっという間に膨れ上がります。ポイントの価値を最大限に引き出しつつ、滞在の質や期間を妥協したくないと考える方は多いでしょう。
この課題を解決する強力な手段が、IHGワンリワーズの「4泊目無料」特典です。本記事では、特定のChase発行クレジットカードを保有することで利用できるこの特典について、対象となる条件から具体的な予約手順、そして価値を最大化する実践的なテクニックまで詳細に解説します。
特典の仕組みとは?
「4泊目無料」特典とは、条件を満たすIHGワンリワーズ会員がポイントを利用して4泊以上の連泊予約をした場合、4泊目ごとに必要なポイント数が0になるという制度です。
たとえば4泊の滞在であれば3泊分のポイントで宿泊でき、8泊であれば6泊分、12泊であれば9泊分のポイントで済む計算になります。全体で25%のポイント節約になるため、長期の休暇に最適な特典です。
この特典は全額をポイントで支払うスタンダードルームの予約にのみ適用されます。IHGのウェブサイトや公式アプリで「特典宿泊」を選択して検索すると、条件を満たしている場合は決済画面で4泊目のポイントが自動的に0と表示されます。
対象となるクレジットカードと連携方法
この特典を利用するには、Chase銀行が発行する特定のIHG提携クレジットカードを保有している必要があります。対象となるカードは以下の通りです。
- IHG One Rewards Premier Credit Card
- IHG One Rewards Traveler Credit Card
- IHG One Rewards Premier Business Credit Card
なお、過去に発行されていた「IHG Rewards Select Credit Card」などの古いカードはこの特典の対象外となります。
これらのカードを保有する大きな付加価値として、エリートステータスの自動付与があります。たとえばPremierカードを保有すると自動的に「プラチナエリート」となり、Travelerカードでも「シルバーエリート」が付与されます。IHGの規約ではエリート会員のポイントは有効期限が無期限となるため、特典利用のためにゆっくりポイントを貯められるメリットがあります。
対象カードに申し込む際、すでにIHGワンリワーズの会員番号をお持ちの場合は指定の入力欄に番号を記入してください。審査に通ると、カードとIHGアカウントが自動的に紐づけられます。番号の入力を忘れた場合や新規の場合は、新しいIHGアカウントが自動作成されて連携されます。
正しく連携されているか確認するには、IHG公式サイトにログインし「マイアカウント」でステータスをチェックします。アカウントの重複などにより連携がうまくいかない場合は、Chaseのオンラインアカウントからセキュアメッセージを送信するか、IHGのカスタマーケアに電話して統合を依頼してください。
予約手順と適用ルール
特典を確実に適用させるために、以下の厳格なルールと規約の細部を把握しておきましょう。
1つのホテルでの連泊が条件です。別々のホテルでの滞在を組み合わせたり、別々に予約した滞在を合算したりすることはできません。
決済は「全額ポイント払い」である必要があります。IHGが提供しているポイントと現金を組み合わせる「ポイント&キャッシュ」を利用した予約は特典の対象外となります。有償での宿泊も対象外です。
予約できるのはホテルの予約ページで定義されている「スタンダードルーム」のみです。スイートルームやクラブラウンジへのアクセスが付いた部屋などのアップグレード客室は対象外となります。
また、予約の保証には有効なクレジットカードの登録が必要です。事前のポイント残高が不足している場合、4泊目が無料になる割引の計算結果自体が表示されません。
必要なポイントはChase Ultimate RewardsやBilt Rewardsなどから1対1のレートで移行して補充することが可能です。ポイントが足りない場合はIHGのポイント購入キャンペーンを利用するのも一つの手です。キャンペーン時には1ポイントあたり0.5セントまで単価が下がることがありますが、1つのアカウントにつき年間20万ポイントまでという購入上限には注意してください。
リゾート料金に関する注意点 IHGの規約上、ポイントによる無料宿泊特典は客室料金とそれに伴う税金をカバーします。しかし、一部のホテルが独自に設定している「リゾート料金」や「施設利用料」は免除の対象外となります。これらの費用が発生するホテルでは、チェックアウト時に別途自費で支払う必要がある点に留意してください。
複数客室の予約 家族や友人とのグループ旅行の場合、IHGの規約ではポイントを利用して同一期間に最大9室まで予約することが認められています。必要なポイントさえあれば、複数の部屋に対してもこの4泊目無料特典の恩恵を受けられます。
特典の価値を最大化する実践テクニック
ここからは、この特典をより賢く利用するための具体的なアプローチをいくつか紹介します。
4の倍数で日程を組む
最も効率が良いのは、4泊や8泊といった4の倍数で予約することです。特にピークシーズンの大都市など、宿泊料金が高騰するエリアでこの特典を利用すると、節約できる金額は非常に大きくなります。IHGのポイント宿泊はダイナミックプライシング(変動料金制)を採用しているため、早めに空室状況を確認することをおすすめします。
特典宿泊の予約は、多くの場合で到着の1日前まで無料でキャンセルや変更が可能です。予定が変わる可能性がある場合でも、まずは空室を確保しておくという柔軟な対応が可能です。
確約済みスイートアップグレードとの強力な併用
IHGには年間宿泊数に応じて獲得できる「マイルストーン特典」があります。その中の一つである「確約済みスイートアップグレード」は、最大5泊までの滞在をエントリレベルのスイートまたはプレミアムルームにアップグレードできる権利です。
IHGの特典表には、このアップグレードが「無料宿泊特典での滞在にも適用可能」と明記されています。つまり、4泊目無料特典を利用してポイントを大幅に節約しながら、マイルストーン特典を使って全日程をスイートルームで過ごすという、極めてコストパフォーマンスの高い滞在が実現可能です。
3泊の予定でも4泊で予約する
もし実際の滞在予定が3泊だったとしても、あえて4泊で予約するという裏技があります。4泊目にかかるポイントは0なので、消費するポイント数は3泊で予約した場合と全く同じです。
この方法のメリットは、次年度のステータス維持やマイルストーン特典獲得に必要な「宿泊実績」を1泊分多く稼げる点にあります。ただし、この手法を使う場合はホテルがIHGアプリでの「モバイルチェックアウト」に対応していることが必須条件です。
IHGの会員規約では、ホテルの定める期日までにキャンセルせずに宿泊しなかった場合(ノーショー)、違約金として1泊分の料金がクレジットカードに請求されたり、特定のブランド(シックスセンシズなど)ではポイントが没収される規定があります。
そのため、3泊目の後にアプリ経由でチェックアウト手続きを完了させることで、フロントに立ち寄ることなく精算を済ませ、最終日をノーショー扱いされるのを防ぐ必要があります。事前にデジタルチェックアウトが可能か必ず確認してください。
無料宿泊特典との組み合わせ
PremierカードやBusinessカードの保有者には、年間最大4万ポイントの価値がある「無料宿泊特典」が付与されます。IHGのルールでは、この特典に手持ちのポイントを追加(トップオフ)して、より必要ポイント数の高い高級ホテルに利用することが認められています。
この無料宿泊特典を、ポイントを使った4泊の予約と前後に連続して使うことで、実質3泊分のポイント消費で5連泊の滞在を実現できます。
エリート特典で滞在時間を延長する
対象のPremierカードなどを保有することで自動付与される「プラチナエリート」資格には、空室状況に応じた「午後2時までのレイトチェックアウト」や「アーリーチェックイン」の特典が含まれます。ポイントを利用した4泊の長期滞在において、これらの特典を組み合わせることでホテルでの滞在時間をさらに充実させることができます。
結論
IHGの「4泊目無料」特典は、対象のクレジットカードを保有し、プログラムのルールを正しく理解していれば、長期のホテル滞在に必要なポイントを劇的に削減できる実用的な制度です。
「リゾート料金の有無」などの細かな規約に注意を払いながら、マイルストーン特典やエリート特典を組み合わせることで、ポイント旅行の効率は大きく向上します。次回の旅行に向けて、ぜひご自身のアカウントでこの特典が利用できるかチェックしてみてください。




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